春はスギ花粉が有名ですが、秋にも花粉症に似た症状を引き起こすことがあります。
秋の花粉症は原因花粉がひとつでないことも影響してか、社会的な認知がスギ花粉症ほど広まっていません。秋の花粉症の原因は主に、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラ、そしてイネ科の花粉です。地域によって差はありますが、9月から10月にかけて花粉飛散がピークを迎えます。
また、秋の原因花粉の大きさがスギ花粉と比べて小さいことから、花粉が鼻の粘膜でブロックされずに口や喉まで入り込んで炎症を起こし、咳やのどのイガイガを発症することがあります。それが風邪の症状と似ているため、自分が風邪をひいていると間違えてしまうこともあります。